ゆきとの日常

和泉敏之とパートナーのゆきとの「のんびりした日常」♪ (この物語は「フィクション」です)

白内障手術とオンライン

  1. 08. 01.  白内障手術とオンライン

 

先日、右目の白内障の手術をおこなってきました。右目のレンズがかなり白くなっていて、手術は必須だったということです。術前に、幼少時期のアトピーが悪影響をおよぼし、手術をしても右目は見えにくいままかもしれないと言われました。どうも、アトピー経験者は目の奥のレンズをつつんでいる玉まで白く曇り、光の屈折を新しいレンズでも処理しきれないということでした。私はそれでもよいと返事をして、手術にのぞみました。

 

結果として、手術は成功しました。右目の白いものに邪魔されなくなり、よく見えます。1日だけ目薬の関係で入院しましたが、これが自分の健康管理を考えるきっかけにもなりました。最近は腸をいやすために、毎日青汁を飲むようにしています。

 

手術はまるで歯医者の処置のようでした。リクライニングチェアで寝かされ、右目に「麻酔」用の目薬をまずはさされました。しみることのない消毒液という感じでした。それから右目にさまざまな液体がはいり、水だらけになり、よくわからなくなりました。それから手術がはじまりましたが、やはり歯科のようでした。痛みはなく、しかし、なにかされているのはわかる。けれども、なにをされているかははっきりわからない。20分で先生が「もう大丈夫ですよー」と声をかけてくださり、手術はおわりました。それからは数時間ごとに病室で看護士さんが目薬をいれてくれました。

 

右目はよく見えるようになりました。毎日、朝昼夕夜に右目に目薬をさします。5分以上あけないと、目のなかに薬が浸透しないらしく、私は7分くらい待ってから、次の目薬をいれます。ピントを合わせるのが一苦労ですが、やはり医学の力は偉大だなと、再認識しました。とうぶん、外出はひかえるようにということです。直射日光が目にはいるのを避けるためです。

 

さて、ゆきにも手術の成功を電話でつたえました。彼女は非常に心配してくれていたらしく、少し涙声で「おめでとう!」と言ってくれました。感謝しかできないですね。

 

それから最近は私の目を配慮してくれて、オンラインテレビ電話は中断しています。しかし、彼女にわるいと想うようになりました。そこで「メタバース」で交流するのはどうか、そう提案してみました。彼女は好奇心を発揮して、すぐに許可してくれました。そしてclusterというメタバースのアプリをダウンロードして、バーチャル世界で「声の交流」をするようにしました。彼女の声に毎晩いやされています。

 

また、目をあまり疲れさせないことにくわえ、私は今年の2月に脳梗塞で倒れています。よって、いままでのようなライターや家庭教師の仕事量はこなせなくなりました。そこで、AmazonのKDPに登録して、自費出版、しかし無料で、自分で電子書籍をリリースしていくことにしました。ベストセラー作家などははじめから目指しておらず、少しずつ著作とその印税を貯めていき、資産の1つにしたいと考えています。

 

このような自由に生きる生き方はなにものにもかえがたい喜びです。父母と実家で暮らし、ゆきとオンラインでつながる家族。また私にはオンラインを介して親友が2人います。この「私の共同体」のなかで平和にのんびり生きていきたい、そう考えています。